【事故修理を安く直す】ヘッドライトは交換するもの?溶接修理とは?

このブログをご覧いただいているということは、保険を使わない実費での事故修理を検討されているのではないでしょうか。
今回はヘッドライトについて、新品に頼らない修理方法をご紹介します。

車のヘッドライトは片側でおおよそ5万円から、高額なものだと80万円近くするものまで車種や型式、年式によって様々です。
ものによっては手に入らないものや、納期が数ヶ月ということも少なくありません。

ECOWEL佐藤

ヘッドライトのステーを修理することで
事故修理全体の修理金額を抑えることができます!

ヘッドライトは壊れたら交換するもの?金額は?

破損したヘッドライトのステー(取り付け部)

事故によりヘッドライトが損傷を受けた場合、ライトが点灯する状態場合でも光軸や明るさが規定値から外れていると保安基準に不適合(いわゆる車検に通らない状態)となってしまいます。
そのため、ヘッドライトが事故で破損した場合には交換となるケースがほとんどです。

衝撃を受けたヘッドライトは交換?

衝撃が原因で交換を勧められた場合にまず考えられるのはステー(取り付け部)の破損です。
ヘッドライトを車に取り付けるためのステーが破損してしまうと取り付けの角度がずれたり、振動でガタガタしてしまう原因となります。

光軸や明るさは車両前方に設置したヘッドライトテスターで測定します。正しい位置に正しい角度で取り付けられていないとテスターで規定値を出すことができないことなどから衝撃で破損したヘッドライトは交換となることが多いのです。
また、取付位置や取付方法については保安基準でも定められています。

ヘッドライトは高額になった?

これまで自動車のヘッドライトはハロゲン球が使用されてきましたが、近年自動車にも急激にLEDが広く普及しました。
ご自宅の電気を従来の電球から明るくて長寿命なLED電球へ交換された方も多いのではないでしょうか。

車の修理費用を抑えるには?

中古部品への交換を検討してみてはいかがでしょうか。
超人気車種では最新型だけでなく前型であっても市場に出回っている中古パーツの量が多く、万が一の事故時には新品ではなく中古部品を選択することが他車種より容易であることが多くあるようです。

中古部品を使用して修理した場合には、新品を使用する場合よりも安く修理することができ、出品者や場所によっては新品を取り寄せるより早く手元に届く可能性もあります。

最近は、オークションサイトだけでなくフリマサイトなどにもたくさんのヘッドライトが出品されるようになっていますね。

中古部品を購入する際に注意をおすすめしたいポイントとして

  • レンズに左右差が出る可能性がある
  • 小傷や損傷の見逃しがある可能性がある
  • 付属部品の有無(電球やコンピュータなど)

などが挙げられます。

レンズの左右差がくすみによるものであれば磨いてとれる場合もありますが、中にはレンズ内側に汚れがある場合など専門業者へ委託しないときれいにならない場合もあります。

ECOWEL佐藤

これでは逆に高ついてしまったり、修理で預ける期間が伸びる原因になることもあるので注意が必要です。



また、中古部品の多くは写真と文字での状態把握となるため小傷や損傷について詳しく説明がないと届いた時に「思っていた状態と違う」ということがないとは言い切れません。
【通常使用程度の小傷】と記載があっても、許容範囲は人それぞれですし写真では状態が良く写る場合が多くあります。

そして失敗例としてよくあるのが【ポン付けできなかった】というものです。
LEDのヘッドライトには本体にコンピュータが付属しているものが多く、破損したヘッドライトと出品されている製品の写真に違いがあるものには注意が必要です。
出品者によっては【コンピュータなし】と記載している場合もあります。

メーカーから補修部品が供給されている場合も

補修用部品を取り付けるネジ穴が用意されているステー

ヘッドライトのステーには補修部品が供給されている場合もあります。
補修部品とはあらかじめステーの両側にネジ取り付け穴が用意されており、万が一折れた際には元のステーを修理するのではなくねじ止めのステーを被せて取り付けるというものです。

この補修部品は1,000円前後で設定されていることが多く、もっとも簡易的な補修と言えます。

しかし、

  • 『壊れたから補修部品つけました感』が出てしまうこと
  • 一部の車種にしか設定がないこと
  • そのなかでも一部のステーにしか設定がないこと

など、必ず使える手段ではないことが難点です。

ヘッドライトを修理する【樹脂溶接】

No.42 ヘッドライトステー修理 トヨタ 80系 ハリアー
樹脂溶接で修理したヘッドライトステー

これは修理前後のヘッドライトステーです。右のステーを見て、修理されたものだとわかるでしょうか。

ヘッドライトへの損傷が、取り付けのステーやハウジングの割れやひびである場合には、樹脂溶接を取り入れることで写真にあるような修理ができるかもしれません。

では、【樹脂溶接】とはどのような修理なのでしょうか。

樹脂溶接と従来の修理方法との違い

樹脂の部品修理は樹脂溶接の他に、ホットワイヤを埋め込む方法やハンダごてで溶かす方法があります。
これらの修理方法でもつなぎ合わせることは可能ですが、残念ながら強度はあまりありません。

樹脂溶接とはその名の通り樹脂を溶かして接合させる方法です。
特に窒素ガスを使用した樹脂溶接では、樹脂を酸化させない溶接が可能となり新品と同等の強度を出すことができます。

強度が出ることで削ることができるようになります。
そのため車両への取り付け後も安心して使うことができるだけでなく、丁寧な整形を施すことにより「直した部品」であることはほとんどわからなくなります。

ECOWEL佐藤

樹脂溶接は「捨てられてしまうはずだった部品」を再利用することができる、環境にやさしい修理なのです。

ヘッドライトステーの修理はどこでできる?

樹脂溶接を取り入れている車屋さん・鈑金屋さんはまだ多くありません。
そして、その中でもヘッドライトのステーのような複雑な形状の整形に対応できるのはほんの一握りです。

丸イのヘッドライトステー修理は年間200例以上あり 修理ブログ では、様々な車種・形状のステー修理をご紹介しています。
他にもエンジンアンダーカバーやスポイラーなど、さまざまな自動車樹脂部品を窒素ガスによる樹脂溶接で修理しています。


また、YouTubeでは修理の流れや作業の様子を公開しています。
ジャンク品からのステー移植など、他店では行っていない技法を用いた再生修理も得意です。

修理見積もりの中に高額な樹脂部品の交換がある場合には、破損箇所のお写真を添えて 丸イ公式LINE からご相談ください。

\全国から個人、修理事業者を問わず郵送にて修理を受け付けています/

ECOWEL佐藤

丸イ公式LINEからお気軽にご相談ください!

まとめ

この記事では、事故の際の修理金額を下げる方法として

  1. 中古部品を使う
  2. 樹脂溶接での修理をとりいれる

の2点をご提案しました。
修理が必要な部品やその部位に合わせて、様々な修理方法を取り入れることができるといいですね。


中古部品の入手では

  • レンズに左右差が出る可能性がある
  • 小傷や損傷の見逃しがある可能性がある
  • 付属部品の有無(電球やコンピュータなど)

の3点を特に注意することをおすすめします。

窒素による樹脂溶接を取り入れている車屋さん・鈑金屋さんはまだ多くありませんが、強度が必要な部品であるか や、取り付け後に見える部位であるかなどを考慮して溶接後の整形まで行うかどうかを検討するのがよいでしょう。

大切なお車の修理にこの記事が参考になりますと幸いです。

〒500-8212
岐阜県岐阜市日野南三丁目7番6号
株式会社エーミングサービス丸イ

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【事故修理を安く直す】ヘッドライトは交換するもの?溶接修理とは?” に対して2件のコメントがあります。

  1. 前尾 匠充 より:

    自動車でなく、バイクのヘッドライトのガラスを破損してしまい、メーカーからはヘッドライト一式の交換と言われてしまいました。
    しかし、外してガラスを入れ換えればまだ使える気もします。
    そこでネットを検索したところ、御社が、出てきてご連絡を差し上げた次第です。
    バイクはBMW F800GS のヘッドライトになります。
    御社での修理は可能でしょうか?
    ご連絡をお待ちします。

    1. asmarui より:

      前尾様

      お問い合わせありがとうございます。
      弊社ではヘッドライトのステーやハウジング部分の樹脂の溶接を行なうことで
      ヘッドライトを修理し、再生いたしております。

      さて、今回お問合せいただいておりますガラスの入れ替えについてですが
      いわゆる「殻割り」のようなイメージでしょうか。
      ガラスレンズの入れ替えについては承っておりませんが、
      それに伴い、樹脂部分の溶接が必要となればお力になれるかと存じます。

      LINEよりお写真をお送りいただけますとその際のお見積りなども可能です。

      ご検討いただけますと幸いです。
      よろしくお願いいたします。

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