No.60 トヨタ ハリアー ヘッドライトステー溶接修理

トヨタ 60系 ハリアーのヘッドライトステー移植・溶接修理をご紹介します!


大きかった目がシュッとしたのがこの型だよね!
3代目は2013年 から 2020年の製造
Wikipediaはこちらから
ご依頼内容
- 車種 :トヨタ ハリアー
- 破損箇所:左 ヘッドライト
- 破損状態:ヘッドライトステー破損 2ヶ所
- 素材 :PP
破損1)折れてしまったハリアーのヘッドライトステー
直線的ではなく、ガタガタに折れていることがわかります。
また、両端にはリブがあり肉抜き穴もあるようです。
ステー表面
位置を確認します。写真の奥側の付け根に肉抜き穴があることがわかります。




まずは強度を確保しながら、表面側の凹凸部を溶接します

レンズ側から少し窪んだ部位が破損しているため、溶接する隙間が狭い事例です。

ステー裏面
裏面を確認するとこちらもステーとハウジングの狭い隙間から溶接する必要があることがわかります。
また、ハウジングの形状も崩さないように熱を加える範囲を調整する必要がありそうです。



表裏とも熱を加える範囲を抑える必要がありました。
狭い範囲でも酸化させないことで強度を出す溶接が可能です
破損2)浮いてしまったハリアーのヘッドライトステー

一つ目のステーと同様に、ハウジングとステーの隙間が狭い。


肉抜き穴が2ヶ所あることもわかる。

こちらも溶接後に丁寧に穴を整形しました

ハウジング部へかけて亀裂があると水入りの恐れがあります。
整形はもちろんのこと、丁寧に溶接して亀裂を塞ぐことがポイントです。
まずはお気軽にご相談ください。