No.74 日産ラシーン RASHEEN 燃料タンク 溶接修理

ゆるキャン人気前から？専門店もあるほどの人気車種ラシーンとは

ラシーンはアニメの影響だけでなく、近年のキャンプやアウトドアブーム、アースカラーでの塗装ブームなどもあり専門店もあるほどの人気車種！
コンパクトクロスオーバーSUVというコンセプトは、まさに令和の今、大人気となっていますね！
製造は1994年(平成6年)から2000年(平成12年)までと意外と短く、販売終了前月までの新車登録台数の累計 7万2793台だそうです。
出典：Wikipedia 日産・ラシーン

ラシーンの燃料タンクはもう発注できない？

終売から23年ほど経つことから、新品・中古とも各種パーツの入手が難しくなってきているようです。
ラシーンは弊社へご相談いただく燃料タンク修理でも2番目に多く、それだけ人気車種であることと、愛されてきた年数の経過を感じます。

追記：新品タンクが入手できなくなったと複数のお客様より教えていただきました（2023.9.20ごろから）

ラシーンの燃料タンク　ガソリン漏れはどこから？ (写真あり)

複数のご依頼も、亀裂の発生箇所はほぼ同じ

この燃料タンク本体の側面（長方形枠の部分）に10cmほどの亀裂が右上から左下方向にかけて入っています。
他にご依頼いただいたラシーンのタンクも、ほぼ同じ箇所に亀裂が発生しています。

ラシーンの燃料漏れで「どこから発生しているかわからない」という方は、まずこの写真で示した箇所を点検してみることをお勧めします。

「ラシーン_燃料タンク_修理」などと検索すると、同様の部位での亀裂は多数発生しているようです。タンクを交換されている事例もあるようでしたが、最近になって新品タンクが入手できなくなったとお客様より教えていただきました。

切削と漏れ箇所確認

まずは亀裂部分の切削を行い、溶接が必要な範囲を確認します。
外からは確認できない内部の亀裂がどこまで進行しているかタンクを削って確認します。

左下から右上へ切りつけたかのようなこの傷は他の車種とは異なるラシーンの特徴的な亀裂のように感じます。

溶接と整形

続いて、亀裂が見つかった箇所をさらに削り深い溝を作り奥から順番に溶接をします。
亀裂よりさらに深い部分から溶接することで亀裂の再発を防止し、タンクの寿命を伸ばします。

溶接が終わったら表面を整え、塗装を行い完成です。

燃料タンクは全国から郵送で受け付けています

梱包方法について

写真の撮影方法や、梱包方法は こちら のページでご紹介しています。併せてご覧ください。

撮影および梱包方法について

撮影方法について ヘッドライト等、ステー部の撮影 まずは全体を撮影 まずは全体写真を撮影してください。車種や型式、左右どちらのヘッドライトか、などの情報もいただけ…

プラスチック修理の"丸イ"

【輸送時】万が一への備えも怠りなく

輸送時の破損は運送会社様の保険でカバーできる場合があります。
もしもの場合に備え、タンクの角やホースの出っ張っているところなど 壊れやすそうだなと推測できる部位については写真を事前に撮影しておくことをお勧めしています。

お預かりからお戻しまで

ご相談から、お受け取り、作業、返送までおおよそ7日ほどでした。
丸イへは LINE または お問い合わせフォーム からお気軽にご相談ください。

ご依頼は車のプロじゃなくても大丈夫

丸イへご依頼いただく作業の1/3ほどは一般ユーザー様です。
また、ユーザー様のご紹介で入庫先の工場からご依頼いただくことも増えてきました。
他にも輸送中の思わぬ破損、輸送事故など運送・輸送業者様からもお問い合わせいただいております。

弊社は岐阜県岐阜市にありますが、全国から郵送にて修理を承っております。お気軽にお問い合わせください。

プラスチック・樹脂パーツの修理は丸イへご相談ください！

丸イの公式LINEまたは、お問い合わせフォームよりご相談を承っております。
いずれもお写真だけでお見積りが可能ですので、お気軽にご相談ください！

破損箇所の撮影方法については こちら のページをご確認いただけますとスムーズです。